アリサフランクリン(1942-2018)の伝記映画。
ソウルの女王と呼ばれた彼女のヒット曲が次々流れ、名曲リスペクトの制作背景などがよくわかった。
まだ幼い頃妊娠したこと、両親の離婚、夫の暴力、アルコール依存症などとの闘いと苦悩の中で、教会に立ち返って再びゴスペルを歌う。
レコード会社の言いなりにならず、黒人の宗教的な音楽をリリースしたところ、これが彼女の生涯で最もヒット。
ゴスペル好き、クリスチャンは必見。
懐かしい黒人教会。泣きそうだった。
彼女の功績は本当に素晴らしい。
キング牧師の葬式で歌ったし、オバマ大統領の就任式でも歌った。
映画ではブルースブラザースで食堂のおばちゃんを演じていて、めちゃくちゃハマっていた。
有名すぎるヒット曲の数々は、今でもいろんな場所で使われている。
私は昔から彼女の大ファンでアルバムを何枚も持っている。
在学中にバークリーに来たことがあったが、バス(彼女は飛行機がこわい)が大雨で遅れ、コンサートに間に合わなかった。
どこに行くにもバスだったようだ。