ドキュメンタリー映画。
ルイ・セローによるロンドンに住む4人のアルコール中毒患者のインタビュー。
ロンドンには、アルコール依存症専門の病院があり、治りたいと願っている人を、助けてくれる。
なかなかアルコール依存症を自分の力で直すのは大変そうだ。
最も痛々しかったのは、45歳の女性。13歳から酒を飲み続けている。複雑な家庭で母親も子供の時にアルコールが原因でなくなり、4年間養護施設で育った。彼女は死ぬよりアルコールが飲めなくなる方が恐いと言う。彼氏がいるが、その人もアル中で傷つけることばかり言う。それなのになぜ別れないのかと言うと、こんな自分でも付き合ってくれるので、家族のような気持ちになると言う。自尊心が相当欠落してしまっている。
32歳の男の人は最終的に立ち直っていたようだ。またもう1人の男性も、頑張って最後に断酒ができていた。 結局メンタルに問題があったようで、そちらの治療をしながら良くなったようだ。
見応えがあった。