フィンランド人のお客さんがコロナの対策について話していた。
この国でも2020年に学校は閉鎖されリモート授業になり、小学生は給食だけ食べに行っていた。
集会の禁止、飲食店の制限、マスク着用など、日本同様、厳しく取り締まった。
ところが、隣の国スウェーデンでは、ロックダウンをせずマスクも強制ではなく、学校も一切休校にならなかった。
スペシャリストのリーダーの学者が頑固にロックダウンを反対したそうだ。
集会人数の制限などもあったが、できるだけ日常普段の市民生活に近い方法がとられた。最初は当然亡くなる人も多くいたが、ほとんどが高齢者だった。結果、スウェーデンのコロナ対策は成功した。
日本より１年早くマスク義務が撤去されたフィンランドだが、まだロックダウンによる経済的な損失や3ヶ月のリモート授業による学校の学習の遅れが取り戻せないそうだ。
何もしないというコロナ対策の成果が良かったと言える。
