耐震基準。旧耐震と新耐震、2000年基準について。
中古物件を探すとき、重要なのは築年数だ。「耐震基準」を満たしている物件か、検討する必要がある。
耐震基準が定められたのは、1981年。昭和56年だ。それ以前の建物は旧耐震だが、その後建てられた新耐震とでは地震の時に、阪神大震災の時被害に大きな差が出た。
ところが、阪神淡路大震災では、新耐震の木造住宅でも柱や梁、筋交いの接合部から崩壊していることが判明した。そこで2000年耐震基準の見直しが決められた。
2000年基準では、木造住宅の接合部をしっかりと金具で固定することを義務付けられた。
家賃が変わらないなら、2000年以降に建てられた家を選んだ方が良い。
カビとアルツハイマーの関係
次に、古い家のカビにも注目したい。
カビはマイコトキシンという毒素を出し、体内では分解されずに残り、全身を巡って脳にも到達してアルツハイマー病の原因となる。
古い家の風呂場、洗面所、台所、エアコンには、黒カビが生えていることもある。アルツハイマーとカビとは深い関係があると、最近では言われているそうだ。
新しい家でもカビが生えていないかは要チェック。