高熱の母親、知らない間に起き出して、台所へ。
朝ダイニングへ行くとスムージーと紅茶が置いてある。
夜の間にパンも焼けていた。
汗でぐっしょりになった寝巻を洗おうかと言ったら、もう洗ったという。
元気な病人やな。
それでもヘロヘロでしんどいと言うので、車で内科クリニックへ。先生が駐車場まで来てくださって、まず隣の車の人、次に母の検査をした。
15分待ってドクターが私の携帯に電話くださった。
「お母ちゃんコロナやったわ。」
薬を貰って帰宅。
「今日公民館行かれへんから、あの子ら(コーラスの友達)乗せて行ったってな」と頼む母。
「ワタシ濃厚接触者やから、まずいんと違う?」と私。
それでも母が友達の1人に、自分はコロナだけど娘が乗せてくれると電話したら電話相手に「いらんいらん」と、強く遠慮されたらしい。
私も感染した時のことを予想し、家から車で5分のところに先週出来た店へ買い出しに出かける。
出迎えてくれたのは、新しい住処を見つけようとしている燕さんだった。
夕方、友人Kさんが飲み物を玄関に届けて下さった。母の熱が39度を越えたので、助かった。