福島県須賀川市から西へ出発。
小内宿という昔を再現した藁葺きの宿場へ。
丘を登った所の眺めがあまりに綺麗ので「綺麗!」と思わず言ったら隣の中国人も「キレイ」と言った。
北上して会津鶴ヶ城へ。
悲しい歴史のある城だ。小内宿も会津鶴ヶ城も、前から行きたかったので感激した。
お腹が空いたので、喜多方ラーメン屋へ。
あっさりして美味しかった。
次に東へ向けて走ると、目の前に猪苗代湖が現れた。
このボートは昭和天皇が乗られたそうだ。
湖畔を数分走ると野口英世の生家が出て来た。
あの有名な囲炉裏はこれ。大火傷をして指がくっついた彼は学校でいじめに遭うが 優秀な成績で卒業。手術費を担任の小林先生と校長先生に出してもらって外科手術をして治り、医者を目指す。上京して2年目に医師免許を取り、ペスト患者を横浜で発見して水際で食い止め、名が知れるようになる。
留学した彼はアメリカの大学で次々と功績をあげる。 ポリオや狂犬病の病原体の培養に成功、梅毒のスピロヘータを患者の脳から発見したり、黄熱病のワクチンを作ったり、ノーベル賞候補にもなった。
ここの博物館では成績表やお母さんの手紙を見ることができる。文盲だった彼女は産婆の国家試験のため住職に字を習い、手紙を書いた。
それにしても野口英世は目の前が猪苗代湖、すぐ裏に磐梯山が聳え立つ、美しい場所に生まれたのだなあ。
近くの押立温泉さぎの湯へ。国民宿舎で平日なので客は他のいなかったが、エプロンしたフロントの女性が「ゆっくりぬくもったの?気をつけて行くんだよ。」と送り出してくれた。
猪苗代湖をぐるっと一周して戻った事になる。気温は最高でも20度に届かず、また高級ブティックしまむらへ。
ヤモリさんと楽しく夕食。