空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

クリノリンのスカートの風刺画

風刺画ビクトリア時代1860年前後、膨らんだスカートが大流行した。この形にするには鯨ヒゲや針金や枝で出来たクリノリンを入れる必要があった。邪魔で邪魔で仕方なかったらしい。風刺画が残されている。

 

「すみませんが、クリノリン外して貰えないと馬車に載せられません。」1858年f:id:dollyosaka:20170228093022j:imageホンマやったのか写真もある。f:id:dollyosaka:20170301135821j:image

 

「燃えてますよ。」f:id:dollyosaka:20170228093222j:image実際19世紀に3000人がこのファッションのせいで焼死したという記録がある。

若草物語でも暖炉でスカートを焦がすシーンがある。

 

スカートが大きすぎて彼女と一緒に階段の外側を降りる紳士。f:id:dollyosaka:20170228094003j:image

 

着せるため脚立に乗るメイド。f:id:dollyosaka:20170228094106j:image

写真も。たいそうやなあ。

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スカートに出入りするニワトリに気がつかない女性。f:id:dollyosaka:20170228094140j:image

 

遠すぎて握手も一苦労。f:id:dollyosaka:20170228094249j:image

 

大きなスカートを利用して空飛ぶ女性たち。f:id:dollyosaka:20170228094325j:image

 

スカートが大き過ぎて教会の狭き門から入れない。f:id:dollyosaka:20170228095928j:image

 

給仕も遠いので棒つきのお盆を使う。f:id:dollyosaka:20170228100742p:image

 

風刺画のネタに困らなかったろう。

ローラインガルス「この楽しき日々」で日曜礼拝の時、フープにの中に潜り込んで来た子猫が登ってきたエピソードがある。