犬のお葬式の場面からこの映画が始まる。 ６人の人々が作家ジェイン・オースティンの６冊の本を読んで感想を述べ合う会を開く。読んで行くうちに自分の私生活を見直していく、というのがストーリー。中でも印象的だったのがフランス語教師プルーディーのエミ…

今日も熱はなし。 ずっとうーうー声を出して唸っている。なぜかわからない。 どうも私のことがわからない様子。

友達ＴさんとＹさんが来る。 お茶をして、レストランへ。ランチをする。 Ｔさんのしゃべる事しゃべる事、家でしゃべらせてもらってないのではないか。 後の二人は彼の話を聞くだけであった。

ジョンから電話。私が日本に帰っていて本当に良かった、という。なぜなの？と聞くと、アメリカはすごく景気が悪いから、とのこと。日本もよ、と答える。

肌寒く、薄曇り、氷雨の一日だった。母も私も軽い頭痛と喉の痛み。 朝から診断書を貰いに医者へ。午後から郵便局、法務局へ。ものすごくややこしい手続きをする。ある謄本をもらうため、住所を書いて渡したら、見当たらないという。でも法務局のネットを使っ…

戦争中イギリスに疎開したチェコの女の子、ヴェラ・ギッシングの自伝「キンダートランスポートの少女」を読む。彼女の両親はずっとイギリスに疎開した娘達に手紙を書いてくれていたが、ある時来なくなり、戦後戻ったら両方ともナチスの収容所に入れられて亡…

病院へ。 ドクターがレントゲン写真を見せてくれた。少し微熱があるが、父の肺炎は良くなっている。 布団をめくって靴下をぬがせてドクターに「床ずれの傷を見せる。すると熱の原因はこれかもしれない、と彼。 形成外科医を呼んで来て診てもらえるようにして…

堺市中区の小学校の主催による、市岡裕子さんの講演会がソフィア堺で行われた。 友人Ｃ子さんと出席。 講演会は素晴らしかった。お父さんのアル中によってつらい子供時代を過ごした事。ニューヨーク在住の時、ゴスペルを通じて黒人教会のおばさんに教えられ…

夕べは牧師夫人からメール。「ブログを見たけど、お父さんの熱が下がりますように回復をお祈りしています」という内容。さらに黒人教会のジェレミーからメール。黒人教会の皆に祈るようにお願いする。そして、ボストン日本語教会の女性から別件でメールがあ…

父の手足が非常に冷たくなった。熱を測ると３８．７度。高熱だ。ナースによると朝は平熱だったという。 足に新しい靴下をはかせ、靴下カイロを貼る。彼は普段は声を出せないのに、苦しいのかうめいていた。 ふくらはぎの褥瘡（床ずれ）もひどくなっている。…

斜め向かいのベッドのおじいさんの妻が夫にささやくのが聞こえた。 「延命治療しますか？ってドクターに聞かれたけど、結構ですって断っておいたよ。嫌でしょ、あんなの」 本人に言うだろうか。そして振り向いて私に向かって、 「お父さん最期まで見てあげら…

父の病室の向かいのベッドの人は父と同じく寝たきりだが、胃をしてから漏随分元気になって来た。病院から退院を促されている。 だが奥さんはひどく腰を痛め、圧迫骨折でコルセットをしている。ご主人は絶えずわけもなくしゃべり、あちこち管を抜くので両手は…

教会で歌う曲の伴奏のリハーサルへ。 そのあと、みんなで近くの定食屋でランチ。６８０円

豊中市が募集したグループによるゴスペルの練習にピアニストとして参加。 帰国後始めての仕事である。とても楽しかった。 歌った曲は 「君は愛されるために生まれた」 「Soon and very soon」 「インマヌエル」（新しい曲） 指導は古山夏子さん。ニューヨー…

阪急岡町へ。 約束の時間より早くついたのでランチして商店街をうろつく。 古い家並みや店が並び、とても気に入った。 たこ焼き屋があった。名前が「あほや」すごい名前だ。「あほやってまさしくあほやんか。」と言いたくなる。 神社の鳥居があって、片方の…

保険会社の人が父を見舞いに来た後、保険金貸し付けが凍結された。意思表示が出来ないと判断されたからだ。そのため後見人になるべく登記の申請用紙を貰いに堺の裁判所へ。２０分のビデオを見るように言われ、分厚い封筒をもらう。その中には手続きに必要な…

父が罹った肺炎のバクテリアは同室のおじいさん達をも次々襲いかかった。斜め向かいのおじいさんは重篤になって延命措置の希望を尋ねられたし、隣にいたおじいさんは少し良くなったのでナースステーションから遠い部屋に移されたのにも関わらず、間もなく急…

一日冷たい雨がふっていた。 父を見舞う。随分回復して来た。「今何時？」と尋ねたら、腕時計を見るようになった。 置き場所がわからなくて寝間着をまだ着替えさせてない、とナースが言ったので、着替えさせた。そのあと、体の下に敷いているタオルを換えよ…

Ｓちゃんとランチ。 彼女は来週手術する。複雑な手術なので大変である。でもこれをしないとガンになるリスクが高いそうだ。 手術日は？と尋ねたら「１３日の金曜日」彼女は笑って答えていた。 目の前に手術日を控え、恐いだろうなと思う。でも忙しい彼女が、…

礼拝のあと、母とレストラン「３・５」で食事し、父のいる病院へ。 今日も熱はなく、咳もしていなかった。目をしっかり開けて、阪神タイガースのカレンダーを食い入るように見ていた。 「ホームラン打ちました」と母が言ったら、隣のおじいさんが「え、ホー…