空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ハープを自分で運ぶ。

ピアノと違いハープは自分で楽器を運ぶのが普通だ。
今までハープを運ぶ時はマーチンという専門業者に頼んでいた。でも一回80ドルする。そこで6輪ドリーという階段用キャスターを購入したので、今日から自分で運ぶことに。階段を降ろす時はトントコ降りて行き、非常に簡単だったが、途中の踊り場で非常に困る。キャスターが引っかかって回転しないのだ。一度完全に諦めかけたが、どんな事にも駄目だと思ったら駄目だと考え、もう一段階段の上にハープを上げ、今度は90度に回転させながら降ろす。すると今度はうまくいく。最後の難関は車に入るかどうかであったが、これも奇跡的にうまくいく。
やっとのことでコンサート会場に到着。すでに始まっていて、ハープを運び入れるのはあまりに場違いな感じだったのでだまって席に着く。すると次の出番は私ではないか。名前を呼ばれて出て行くと、ハープの先生は私が来ているのですごく驚かれる。来ないとあきらめていたみたいだった。お客の前で『あなた、ハープは?」『まだ車の中です」とやり取り。「誰かハープを貸して下さい」と言うと一人の女の子が貸してくれる。コンサートはちょっと失敗もあったがうまくいく。
そのコンサートはアメリカン・ハープ・ソサエティの主催で、30台くらいのハープで皆でアンサンブルを練習した。スコットランド民謡、イギリス民謡、虹の彼方に、美女と野獣だ。私のハープはアメリアの父リーメイによって車から運びこまれた。おかげで自分のハープで練習出来た。
練習後帰路へ。自宅が近付くにつれ「ハープを2階までもって上がらんなん」とうんざりし始める。ところが、H君がちょうど来ていて、手伝ってくれたのですんなり上がる。有り難い事だ。