空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

遣唐使が習って来た漢字

夕べ疲れていたので、11時間寝る。寝過ぎだ。
小雨の暗い一日だった。L君に電話して熱が下がったか尋ねたら、39度あったので解熱剤で下げて病院に行くところだという。カエル先生の病院だ。時間が空いていたので車をまわして、病院前で下ろす。雑炊の元を美林で買って診察の終わったL君と薬局へ。薬が出来る間、コリアンレストランへ行く。カエル先生は出来るだけ高カロリーのものを食べなさい、と言ったとか。
帰宅後ハープの練習をする。夜ルームメートのベッドをニュートンから運ぶ。立派なベッドだったので一度で運びきれず、2往復する。ベッドのマットやボックスを後部に入れたら、横幅がぴったりだったので驚いた。ただ、後ろの戸は閉まらなかったのでひもで結わえた。ドライブの間中国人の彼女と、いろんな話をする。彼女の祖母は国民党の富豪の夫人のひとりだったが、夫と共に台湾に逃げる事が出来ず、中国に残って激動の時代を生き抜いたという。まるでワイルドスワンのお話のようだ。また、彼女が生まれた頃一人っ子政策が始まった頃だったので、4番目の子どもを妊娠した母は、堕胎をしようと覚悟したが、祖母が「絶対だめだ産みなさい」と反対。そうして生まれたのが彼女だったそうだ。大学を卒業した彼女は政府からの奨学金を得てアメリカに留学。3年間一度も中国に帰っていないという。また、中国語も教えてくれた。二人の人の運命的な出会いの事を「インイェン」と言うそうだ。それってもしかしてこんな漢字書くの?と「因縁」とかくと、そうよ!!!という。遣唐使が習って来た漢字なのに違いない。1000年以上お互いの国で同じ言葉が使われて来たのだ。すごい事だと思う。