空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

プラチカルトレーニングビザ

プラチカルトレーニングビザをもらうため、説明会に出席する。
かなりやばいことに、ビザが来ないと出国しても入国出来ないそうだ。この間I-20という学生ビザの書類にサインしてもらい、このまま持って行って大丈夫と言われたばかりだ。でも卒業してOPTにアプライしている事が分かると話は別なのだそうだ。この辺りがトリッキーだ。講師に聞くとカナダはアメリカと特別の協定があるから、多分大丈夫だと思うけど保証は出来ないと言われた。カナダからアメリカへの再入国の際にいちゃもんつけられて強制送還になった話は何度か聞いた事がある。馬鹿に出来ない。
カナダに行けないかもしれない。ショックだ。ノバスコシア行きのフェリーも予約したのだ。
ポートランドでドーリーさん達にバイバイしなければならないかも。
そうなったら母とナンタケットかロングアイランドに行こう。でも母が私抜きでノバスコシアに行きたいと言えば、彼女の事だから私を置いてドーリー達と一緒に行くであろう。それこそ大冒険だ。
黒人バプテスト教会聖歌隊リハーサルへ。2人のピアニストを乗せて行くとまた新しいピアニストの候補者が来ていた。今度はミュージックビジネス専攻の黒人の女の子だ。技術は不器用そうだが、ノリと、押さえるべきコードが非常に正しい。ワシントンDCから来たそうだ。今日の聖歌隊のメンバーは怒ったりわめいたりけんかしてるかと思えば笑い転げたり、エネルギッシュだった。こないだ亡くなったいかりや長介に似ているペンツ牧師は、今度の日曜はもう一人の牧師が出張なので朝夕2回も説教せんならんと言ってぼやいておられた。
今日興味深い事があった。タイ料理店の前で待つMさんを見つけ、車の窓を開けて名を呼んだ。すると、彼女は気付かず、近くにいたホームレスがこちらに近寄って来て「なあに?」と聞く。「あの人を呼んだのよ」と言うと「呼んで来てあげる」と言うではないか。親切なホームレスはMさんに近付き、「あの人が呼んでるよ」と教えてあげている。でも彼女はその呼びかけを無視し続けた。
彼女はずっと声をかけられて恐かったようだ。ホームレスは悲しい職業だ。