私のパソコンは最近調子が悪い。なぜなら古くなってきたのとサウンドファイルやアプリケーションを入れ過ぎているからだ。その上それらを酷使しているし、金曜日にも一度インストールしたがそのときはデータはちゃんと残されていた。ところが今日またクラッシュし、再インストールしようとしたら空き量が足らない。今まで試したあらゆる方法をしたが、だめでついに全部消すことになる。
バークリー在学中にフィナーレというソフトで書いた膨大な量の楽譜、資料は全部なくなってしまった。どれも何時間もかかって作ったものだ。火事で家が焼けた人も同じような気持ちだったろうと思う。まだ写真や音楽ファイルやメールがバックアップとってあったのでまあいい。
仕事は昨日のリサーチをデーターベースに。３６軒分作る。今日の１０時のレコーディングに他のリハーサルが重なったブレイクは朝から奔走し、夜の８時になんとかならないか人を集め部屋を取ろうとしてくれたが私が教会のリハーサルのためいけないことが分かったためキャンセルということになる。皆に連絡し、キャンセルが決定した後すぐ教会から電話があり、そちらもキャンセルということが分かる。
こういうのって一番疲れる。本当に変な日。オレゴンのドーリーさんのベッドルームの窓から見えるセントヘレナ山も噴火するし、アメリカに来る前お餞別に岩田隆子先生にもらったお茶碗が、何もないところから突然落ちて割れるし。
デンバーにいるL君から電話で40度の高熱があるとか。彼は前夜コンサートツアーの最後だったのだが寒かったらしい。医者に行った模様だ。心配だ。明日ボストンに帰るので迎えに行こうと思う。
夜実家の両親と電話で話す。犬が癌の手術したけど、もうこれ以上かわいそうだから医者につれていったり無理に薬のませるのはやめるらしい。来月帰国するのでそれまで生きていてほしい。
