空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

リンの黒人教会へ行く

あんまりいい天気なので歩いて銀行へ。ハーバードストリートを散策。オールストン側はガラ悪いが、ブルックライン側は上品だ。差が激しい。美林で買い物をする。午後はずっと昼寝。
「私は黒人奴隷だった」を読み終える。なんとリンカーン大統領は世論が奴隷解放を呼びかけるようになり、南北戦争が勃発して北軍が勝って来たから「奴隷解放宣言」を出したまでで、本人はどっちでも良かったそうだ。しかも「黒人をまとめてアフリカに帰そう」と言っていたとか。本当に昔も今も、アメリカの大統領って短絡的だ。首都ワシントンに行ったらギリシャ神殿みたいなのがあって、でっかいリンカーンのすわっている像が中に入っていてまるで大仏かと思うほどだけど、彼はそれほどの偉人だと思わない。
夜海沿いの道を通ってリンにあるベテル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会へ行く。なんと145年前、奴隷制時代に建てられた由緒のある教会なんだそうだ。周りの8つの黒人教会から沢山信者が来ていた。今日はセントジョンバプテスト教会の有名な牧師さんが説教をした。会衆は満員で集会は大変盛り上がった。手拍子と足拍子に加えて踊りまくり、集会は3時間半におよんだ。元気いっぱいだった。この教会にはブラザージョエルというオルガニストがいる。ベースもギターもドラムもうまかった。彼らはミュージシャンを時々若い子供達に交代した。こうして次のミュージシャンを育てるのである。彼らと一緒に演奏する。うちの聖歌隊はアメージンググレースを歌った。