空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

コンコードに行く

朝からフレディルック・ダグラスの伝記を読む。彼は黒人奴隷だった人で、偉大な解放運動家だ。驚いた事に私が昨日黒人教会の仕事で行ったリンに住んでいたと書いてある。私は明日も別の教会だが同じリンに行くのだ。
神様はこんな偶然をよくされる。この本は一昨日偶然流石書店の箱の中から見つけた古本だ。
きっと神様は「黒人教会で奉仕するんだから、ちゃんと歴史を知りなさい。」とおっしゃっているのだと思う。
午前中にL君から電話。コンコードまで行ってもらえないかと言われ、一緒に行く。彼の仕事の開始時間までクロワッサンサンドイッチをおごってもらって食べる。本来ならば私が今日ワシントンスクエアの「アテネ」でデザートをごちそうして話を聞いてもらう予定だったので、逆になってしまう。
うちの会社のゴタゴタの話をすると、じっと話を聞いていた彼は「僕が一度完全な中立の立場で彼との間に入ってみましょうか?」という。彼は元国際関係の勉強をし、外交官を目指していただけある。よくこんな面倒なオファーをするものだ。「このままだと、腑に落ちないでしょう」とL君。素晴らしい。
帰宅後、共同経営者に電話して尋ねるが、彼は数回しか会った事がなくて友達でもないから会いたくないと断られる。でもL君は自分がそうしたい理由を彼宛のメールを書いてくれた。長い英文であった。彼は超多忙なのに。成功する人はこういうところが違うと思う。
夜はハウスミーティング。冗談を言って随分笑い転げた。一番笑ったのは、結婚指輪の指を見せようとして間違えて中指を立ててしまった時だった。
写真は雪景色のオーチャードハウス。若草物語がここで執筆された。


町の中心部にある教会。