ルームメートに英文の原稿を見てもらうためにS哉君が来る。大きい豚肉の固まりを買って来て、トンカツを作ってくれる。彼は厨房にいたのでプロなのだ。彼は豚を分厚く切り、包丁の柄で十分たたいて塩こしょうを良くして周囲に少し切れ込みを入れる。そして小麦粉、卵の白身、パン粉をたっぷりつけ、深い大きい鍋に十分熱した油で揚げる。
非常においしかった。
午後からリベラ海岸へ。美しいビーチがあって古い海水浴場だ。天気が良かった。大きい貝殻がいっぱい落ちていた。写真を撮ってリンのウォルマートへ。ここの前は何度も通った事があるが、入ったのは初めてだった。何でもそろっていて非常に驚く。窓のカーテン（ワイン色）ベッドマットのカバー、サングラスを買う。S哉君は、包丁、まな板、工具、自転車のチューブ、パソコンのステレオ、などを買っていた。このバラエティに富んだ品物に驚きだ。DVDのポータブルが９９ドル、プレーヤーが38ドル、水槽セットが28ドル、５枚CD組ホームステレオセットが３８ドルだ。後布地やリボン、ミシンや手芸用品も沢山置いていた。黒人教会行き用の帽子もあるではないか。
帰宅する途中、サマートンネルを過ぎたところでストロードライブでなくサウスステーションに出てしまう。ダウンタウンボストンはまさしく迷路である。困ったあげくやっとバックベイに出たので、普通の道で帰る。
夕食はマキちゃん、SちゃんとS哉君と４人でカレーを作って食べる。Sちゃんの福島弁の物まねで笑い転げる。
