午前中はBooBooの世話をしに行く。パンタロンとも久々に会う。枯葉の中の物乞い猫はいっそう哀れな感じがする。
１０日ほど前に電話で支払ったインターネット料金が、銀行で引き落とされている上のにも関わらず、未払いになっている事がわかる。電話で問い合わせるが、途中で切られる。アメリカにいるとこういうのしょっちゅうだ。日本だったら滅多にない。銀行の明細をファックスで送ってくれという。
宛先は無料ダイヤルでなくてどこか別の州なのでルームメートの電話回線を借りるの気遣い、コーリングカードを買う。すると、何度かけてもうまくかからないで、ミニッツだけ引かれていく。これも４年前から変わらない。ここの国、技術の進歩ってないの？といいたくなる。
夕方、フェンウェイの映画館でアイリーンと待ち合わせ、「プライドと偏見」を観る。観客の９５％は女性で、満員だった。映像と音楽が非常にすばらしく、主演女優のキーラ・ナイトレイが美しい事この上なかった。衣装や小道具はこだわりにこだわったアンティーク、イギリスの田舎の風景、お城、館、どれもうっとりする。映画のどのシーンもまるで古い絵画を見ているようだった。また家畜動物も沢山出て来て、田舎らしさを出していた。コメディ映画と呼んでいい位面白い。コリン・ファーズの出ているDVDを持っているけど、こちらの方が断然音楽、映像、娯楽性、時代考証、主演女優の若さ（前のエリザベス役の人は少しフケた感じに映ってた）などが優れている。
