空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ボストンマラソン

朝からRさんを鍼灸院に送る。なんとマラソンコースのすぐ近くにあるため、封鎖される寸前のコモンウエルスアベニューを走らなければならなかった。彼女の治療中、私は郵便局を捜しに行く。ちょうどランナーと同じ方角を走る。沿道にはおりたたみ椅子や敷布で場所取りをしている人々、簡易ベッドや担架を沢山置いてあるテント、クレーン車を折り曲げずにまっすぐ延ばしててっぺんにテレビカメラを載せているのなどが見え、ランナーになった気分を味わえた。
彼女をロングウッドのダナ・ファーバー癌研究所へ。その頃にはマラソンが始まってしまったので、遠回りしして帰る。ロングウッドからうちまでは10分くらいで帰れるのだが、間にマラソンコースであるビーコンストリートがあるため、今日は4時半まで通行止めになっているのだ。迷惑な話だ。でも105年も続いているので誰も文句言わない。クリスマスにお店が閉まるのと変わらないくらい、市民にとって当たり前の行事なのだ。
午後から歩いて、観戦しにいく。ついでに父の誕生日プレゼントを郵便局から出す。ちょうど女性のトップの人々が走っている時で、日本人の女性もいた。あとで3位土佐礼子さんと5位に島原清子さんが入ったことを知って嬉しかった。
夜は、ブレイク、カーパーと日本から来たお客さんとでピアノバーへ。スチーブもジミーもおかまのジョンも久しぶりだね、と言ってくれた。あやき君が来て、すごいピアノを披露してくれた。客は大入り満員で、半分はマラソン選手だった。ニューヨークから来たとかで、バスをチャーターして来ていた様子。皆あやき君はすごい、と絶賛。ニューヨークだから行けないけど、今週のリサイタルがんばって下さい、と言っている女の子がいた。
帰りにカーパーが牛乳を買ってくれた。「僕ミルク買うから待っててね。」というので「私も切らしてるの、明日の朝シリアルに水かけるしかないなって思ってた」と言ったら買ってくれたのだ。彼はビールを2本とカクテル2杯飲んだので超ご機嫌だった。
1時過ぎに帰宅。電話するようにといわれていたので、ジョン(おかまでない方)に電話する。彼はピアノバーからあやき君の演奏を携帯で聞かせたところ、感動していた。便利な世の中だ。ピアノバーに来なくても音楽が家で聴けるのだ。