近くのスーパーへ。両手にたくさんの野菜を買って帰る。台所で買った物を冷蔵庫に入れていると郵便屋が。
領事館からの簡易書留だ。私の手書きの封筒なのでパスポートが返されて来た事はすぐわかったが、少し分厚い。その上別にでかい封筒も送られて来ていて、差出人が「United States」になっている。開けてみたら、ビザの書類と、ビザのついたパスポート、それに別の封筒は私のポートフォリオのコピーだった。ビザの事はすっかり諦めていたので本当に驚いてしまい、呆然とする。ポートフォリオは、弁護士が送ったのに違いない。
郵便屋が来て２０分後にジョンから電話。ものすごく喜んでくれ、ニューヨークに電話して弁護士にお礼を言ってくれる。弁護士は最初「また怒られるのか」と思ったようだが、私のビザが来た事を報告したら「彼女やったわね！」といって、えらい喜んでくれた模様だ。
去年の三月から２０人もの人々に推薦状を書いてもらい、９月にアプライして待つ事８ヶ月、やっと許可書が来たかと思ったら、領事館の面接ではケチをつけられ、保留になった。最近ではすっかり意気消沈して「これからどうしよう」と思っていたところだったので、感激もひとしおだ。
