空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

リンの黒人教会でハモンドオルガンを弾く。

友人の娘と一緒に中国のパンを朝ごはんに食べる。アメリカ留学の最終日にうちに泊まっていたのだ。テロ騒ぎで警戒の強い空港へ向かう。。ゲートの前で荷物を車から降ろしていたら、私の車の前に止めていたアメリカ人が「日本行きの飛行機がキャンセルですよ」という。びっくりして友人の娘は問い合わせに行った。キャンセルは東京行きで、大阪行きは予定通りに飛ぶとの事。ほっとする。それにしても高校2年だが彼女はしっかりしている。私にもお礼のカードを書いてくれた。達筆で心がこもっている。私の友達も上手に育てたものだ。
いつもより1時間近く早く教会へ。明後日牧師夫人が入院、手術するらしい。彼女は痩せてやつれていたが、笑顔だった。
礼拝後近くのモールへ。ブラジル料理のベジタブルコンボを食べる。その後リンのオリーブ山バプテスト教会へ。ここへは2〜3回来た事があるが、今日は始めてステンドグラスのある大きなチャペルで集会があった。この前来た時は本番になってオルガンの音が鳴らない、というハプニングの遭った教会なので、始まる前にしつこく音のならし方を教えてもらう。
古い大きなハモンドオルガンは、スイッチを入れて数分たたないと音が鳴らない。スピーカーはレスリー社製で、トレモロを入れると扇風機のようなものが回り始める、すごいアナログな楽器だ。ここの教会のBBキングみたいなおじいちゃんたちが、ベースやギター、ドラム、パーカッションを演奏。私もうちの聖歌隊の伴奏で一緒に伴奏した。黒人教会でオルガンを弾くのは始めてだが、ピアノより小回りが利く上、フットベースがあるので見た目が「一生懸命弾いてる」感じがするためか、人々が気に入ってくれた。会衆のノリも素晴らしく、予定より1曲多く歌う。私もおじいちゃん達と一緒のセッションで楽しかった。「次の曲はEbだからね」と教えたりした。おじいちゃんら、ひどい調子はずれで、教えないと音がわからないが、グルーブ(ノリ)感だけは最高である。
うちの聖歌隊の服はは全員赤と黒の上下であった。司会をしていたここの教会のファーストレディ(黒人教会では牧師夫人の事をこう呼ぶ)が、「次にソロを歌っていただきますのは、マティさんです。どうぞー」と言った瞬間、私の隣にいたマティが「チェッ聞いてないっ」と言いながらとことこ前に出ていって歌い始めた。バンドは歌に合わせて演奏する。バンドは調がわかってないから、メチャクチャな調だ。歌い終わったら「今歌ったのは、私のベイビー・シスター(末の妹)です。皆さん拍手を」と司会者。日本じゃ絶対あり得ない。
昨日修理した私の車は、エンジンの調子が前より悪くなった。動き始めるとちゃんと動くのだが、車を赤信号などでストップするとエンジンも一緒に止まる。今日一日で10回ぐらいエンストした。