「無料なんだから行きなさい」と友人に勧められ、クーリッジコーナー図書館の英会話教室へ。30人ばかりの様々な民族の人々が来ていた。先生は８０歳はとっくに過ぎているあろう女性で、名前と日付と時間の言い方を説明している。「Monday, Tuesday....」といいながらポーズをとっている。私の隣の中国人の中年女性は、数字すら言えない超初心者だ。しばらくしてグループに分けられた。能力別でなくくじ引きだ。
私のグループには日本人の若いおかあさん、韓国人の女子学生、ドミニカ共和国のおばちゃん２人、イランから来たばっかりのおっちゃんがいた。紙袋の中に入ってる質問を順番に読み上げて答える練習をする。「昨日何を食べましたか」「好きなレストランはどこですか」といった具合だ。イラン人のおっちゃんはウォータータウンにあるイラン料理のレストランを絶賛していて、今度教えたる、と親切そうに言っていた。来たばかりでボストンずれしてないのだ。ドミニカ共和国のおばちゃんのひとりは、ゆうべ豆とライスとチキンを食べたそうだ。多種多様な人間の観察には最高の英会話教室だった。でも先生の手が足りず、時々私が仕切っていた。やはり5年もいるから来てはる人々よりようしゃべれるのだ。
図書館でビデオ「依頼人」を借りて鑑賞。本をちょうど読み終わったばかりなので、面白かった。
