午前中は図書館と美林（日韓食品店）へ。午後からリサーチをしてメールを出す。
ロンジー音楽学校のオーケストラのコンサートへ。
最初はモーツアルトのオーケストラ曲、次にバッハのチェンバロ協奏曲、などだ。学生の演奏にしては上出来だった。でも小さい学校だから人手が足りないのかな、と思った。チェンバロの男の子はテンポを気ままに変えながら弾くので、まわりの弦楽器がついていくのに苦労していた。バロックは気ままなテンポで弾いてはいけないのである。あんなのめっちゃくちゃだ。
ブルーフィンへ行く。おろしうどんを注文。ここのうどんはあらかじめ一味唐辛子で味つけてあるらしく、からい。多分一味唐辛子を別に与えたりしたらアメリカ人があっという間に使ってしまうからだろう。同行したアメリカ人はお箸でつまんで吸えばいいのに、レンゲでうどんを食べようとするので、するする滑り落ちて食べにくそうであった。金魚すくいのようだ。しまいにお箸を投げ出し短く噛みながらレンゲですくって食べていた。それより私の注文したたこ焼きに大感激し、おいしいを連発していた。
レッドソックスとヤンキーズは阪神タイガースと読売ジャイアンツみたいだ、とアメリカ人。ヤンキーズはいつも勝つから嫌いなんだそうだ。
今日は友人の会社のシカゴ支店の同僚がレイオフに遭い、大変だったそうだ。その人は勤続13年で子どもが3人いると言う。簡単に首切りするなんてひどい話だ。その人が大きい失敗をした、とか言うのならともかく、ただ経費を節約するためにそうしたらしい。アメリカだと仕事の首切りは簡単に行われ、誰もが同情しないのかと思っていたが、そうでもなく、一日中皆でその問題について長電話していたらしい。「明日は我が身」を思い知らされるようなのであろう。
