６時に起きて空港へ。ルームメートはこれからサンクスギビングにかけて２週間ほど故郷へ。カーラジオのニュースでは日本で地震があって津波がどうのこうの、と言っている。どちらにしろ、大した事なければよいが。
うちに帰ってもう一度寝る。午後からピアノを教える。
生徒のお母さんに手作りのバナナケーキをもらう。その生徒は「茶色のこびん」に歌詞をつけた。６歳になったばかりなのに、作詞が出来るのだ。子どもは想像力がある上大人のような固定概念がないから、皆芸術家だ。
もうひとりの生徒は、大変な風邪だったらしく、熱を出して一週間も学校を休んでいた。食べる事が出来ずに痩せている。今日やっと熱が下がったものの、学校にはまだ行けないが、ピアノにはどうしても行きたい、という事で来てくれた。余程好きなのである。新しい曲が弾きたくてたまらないし、弾いた曲を聴いて欲しいのだ。
日本にいた頃は、大勢生徒がいて、一人一人に注意を払って来なかったような気がする。今はたった４人なのでどの生徒にもエネルギーを注げる。これも悪くないかもしれない。
