空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

アメフト鑑賞大会、地元チームが勝つ。

礼拝中ケリー牧師が「今晩フットボールの試合を見ようと思っている方、手を挙げて下さい」と言ったら、男性は全員(女性も何人か)手を挙げた。黒人はフットボールが大好きだ。
説教中に携帯が鳴る。ジョンからだ。返事をせずにあわてて切る。ジェレミーがゲラゲラ笑う。電話はフットボール鑑賞パーティをするから来てほしいという内容だった。
夕方彼の家へ。試合は5時前からで、最初は地元チームのニューイングランド・ペイトリオッツは負けていたのだが、同点に追い込み、追い抜く。アンドリュー一家、キモ一家、マイクとジュリアのカップルが来る。子ども達は走り回り、「走ってはいけません!」と親がいくら言っても子どもはちっともきかなかった。
男性は皆一喜一憂しながら、大騒ぎであった。点を入れたら「イエーイ」と叫んでまわりの人々とタッチしていた。きっとボストン中のおっさん達が大喜びしていたのだろう。
アンドリューの奥さんはお父さんが退院したばかりで、再手術をしないといけないけど、体力が回復するまで出来ないので、とても不安だとの事。見舞いに行きたいけど子どもを置いて行くべきか連れて行くべきか悩んでいる。キモのところの女の子は、偏食が激しくてチョコレートプリン以外口にしなかったのだが、やっといろんなものが食べられるようになって来た。最高に甘やかされて育っている。美人のお母さんはジョンの台所を占拠。誰にも手伝わせなかった。キモは50歳。今の奥さんとは再婚。最初の奥さんとはウエルズリーの丘の上のお城のような館に住んでいた。お金持ちで気位の高い奥さんとうまく行かなくてほとんど離婚しかけていたとき、今の奥さんに会った。先生と生徒の関係だったらしい。年のはなれた夫婦だが、難しい事も多いらしく、その反動が子どもの拒食に表れている。キモはジョンが大好き。彼以外に親友と呼べる人はいないようだ。フットボールの試合も本人はさほど興味もないスポーツのようだが、ジョンが喜べば彼が喜び、ジョンがハラハラすれば彼も一緒にハラハラしていた。ゲームおタクのアンドリューはルールがさっぱりわからず、質問攻めであった。私も試合がどういう事になってるのかさっぱりわからず、白いユニフォームがペイトリオッツだと分かったのは、試合が始まってずいぶんたってからだった。
マイクは韓国系ドイツ人の外科医。ハーバードでクラスを取ってるんだ、と話していた。ガールフレンドのジュリアはクリスマスにヨーロッパに行った話をしていた。
フットボールより人の観察の方が面白い。