最高気温が36度という非常に暑い日だった。10時の今もまだ32度ある。
手巻き寿司の材料を買いに行き、ルームメートに振る舞う。みんなもデザートやサラダを用意。
皆日本人じゃないので、刺身はやめて、ツナ缶、カニかま、チーズ、キュウリ、うなぎなどを具にした。意外とうなぎがおいしい、と全部売れた。コリアンの子以外の2人は、うなぎ初体験である。喜んでもらえて嬉しい。
「風立ちぬ・幼年時代」を読む。室生犀星の金沢での子供時代はかわいそうである。実母が小間使いだったので、養子にやられ、大好きだったお姉さんはお嫁に行ってしまうし。祖父の子供時代の話を思い出す。彼も明治生まれで金沢出身だ。
この本にはほかにも、佐藤春夫の中学時代の話、堀辰雄の「風立ちぬ」もあって、子供向けに全部フリガナがうたれていた。「風立ちぬ」の挿絵はひどかった。サナトリウムで闘病生活を送る女性がどう見ても白人だ。寝間着を着ているのにアイシャドーがブルーなのはおかしい。このお話、メロドラマ過ぎてついて行けない。感想は「昔はいい薬がなかったからねえ。お気の毒」だ。
- 作者: 室生犀星,堀辰雄,佐藤春夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/09/16
- メディア: 単行本
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