空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

免許の更新に行く

去年帰国した時、免許を更新した。その時は、印紙を買って書類に貼り、別に写真を撮って来てそれも付け加え、書類を書かされて住民票と一緒に提出し、だいぶ待たされて、目の検査をして名前の順に写真を撮り、だいぶ待たされて、教室に連れて行かれて教官の訓示をいただき、映画を見せてもらって教本を2、3冊いただいて、終わった頃に免許証が出来上がっていて、名前を呼んでもらって帰ったのを覚えている。
今日はアメリカで始めての免許の更新。早いもので免許を取って5年になる。路上試験は自分の車を運転して行って行われた。何故なら私は国際免許証を持っているので、運転は可能だったのだ。そのため、試験はターゲットというスーパーのまわりを一周して終わり、ハイ合格だった。その時は非常に驚いた。「こんな簡単に免許を与えていいのか」
そして、今日の更新も、まさしく日本との違いを感じた。まずあらかじめ「もうすぐ免許の更新です」という手紙が来る。そしてその手紙そのものが用紙なのでそれにサインして運転免許試験場ヘ持って行く。番号札をもらって自分の番が来たら、目の検査を受け、その場でクレジットカードか現金で40ドルを払い、写真を撮り、「これでいい?」と聞かれ、「嫌です。変な顔だから」というと撮り直してもらえる。そしてその場で仮免許証を渡してくれ、「免許証は郵送しますから。良い1日を」これで、全部おしまい。
何と簡単か。だからみんないい加減な運転するのだ。それにしても待っている間観察していたが、ありとあらゆる人種がそろっていて面白かった。黒人、白人、ヒスパニック、ユダヤ人、日本人、英語じゃない人もたくさんいた。だから、もし日本のように教室に入れて訓示をいただくなんて、あり得ない。アメリカの免許更新の仕方の方が合理的でいいと思うけど。