空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

9人にピアノを教える

音楽学校へ。ひとり残らず欠席。遅刻も無し。
「昨日ママに頼まれて、ディナーを作ったんだよ。」とミッチェル。「WHAT?? (なんですって)」と叫ぶ。「6歳のあなたがどうやって何を作ったの?」「パスタだよ。」「ええ??」驚いた私はレッスンの後彼のママに尋ねた。「わたしの手伝いをしてくれましたの。」とママ。なんだ、ミッチェル。一人で作ったみたいな言い方して。ええ格好がしたかっただけだ。
カールソンはまじめに練習をして来た。彼のママは「息子はすごく上達しています。あなたに感謝しています。」と言ってくれた。ものすごく嬉しかった。彼は元々きっと音楽が好きなのである。
アメリアに新しいテキストを与えた。彼女に譜読みはまだ早い。バスティンは彼女には難解なのでフェーバーに変えた。こっちの方が彼女に合っている。子どもによってテキストは変えた方がいい。こちらに来てわかったが、日本のテキストはアメリカ人の子どもには絶対無理。急激に難しくなっているもの。でもロシアのテキストよりまし。世界に名高いロシアのピアノ教育の一番有名な本は、字が細かい上、もっと突然難しくなっている。いったいロシアの先生はどんな教え方しているのだろう。