空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

言うたもん勝ちのアメリカ裁判所

スピード違反の反則切符に意義申し立てたら、上告する事になったので裁判所へ。私の名前がコートルームの前に張り出されたる。ガウンを着た黒人の裁判官が、入って来て制服を着た黒人女性が横で「起立」と号令をかけ、皆起立した。まわりで働いている人々の半数が黒人。聖歌隊がいたら、まるでうちの教会かのようだった。「ユア・オーナー」から始まるセリフを練習して行ったのに出て来なかった。マイクの前に立って名前を言わされ、右手を上に上げて宣誓し、「英語は大丈夫ですか」と聞かれ「スピード出してませんでしたか」と裁判官が尋ねたので「出しませんでした」と言ったら、「よろしい。」と秘書に書類を渡しておしまい。1分もかからない裁判だった。被告の警官もアホらしい裁判なのでか現れず、自動的に勝訴となる。これによって190ドルの罰金を払わなくて良いことになった。スピード違反の記録も抹消。これで保険料の大幅アップは免れた。アメリカは言うたもん勝ちである。会議を抜け出してジョンが傍聴席に来てくれ、お祝いに裁判所近くのクインシーマーケットでマフィンサンドをごちそうしてくれ、私はスタバのコーヒーをおごる。
午後から家でKちゃんと遊び、夜はポータースクエアで夕食する。