掃除と洗濯をする。晴天で美しい日だった。
バンドの採譜をするが、嫌いな音楽なので嫌で仕方がない。どうして嫌いかというと、日本のポップスの真似やアメリカのポップスの真似をしているジャンクな音楽で、その上、キャッチー*1で耳に残ってしまうのである。
演歌とそっくりの曲も多い。私はカラオケをする人には申し訳ないが、演歌は文化背景に男尊女卑があるので、嫌いなのだ。雰囲気も嫌い。タバコを吸いながらお酒で憂さを晴らす文化も嫌い。
ベトナム人が私らの真似してどうする。彼らが背広とネクタイをして酔っぱらって騒いでいたら日本人そっくりである。
ベトナムはまだ昔の日本のようなところがあるので、女性は結婚して幸せになると思っているようだ。だから、ベトナムの若い娘はモデルのように非常にきれい。おしゃれの気合いの入れ方が違う。「ええ、こんな人に？」というような不細工な男性にもやさしい奥さんがいる。３０を過ぎると既婚率が９０％を超えるのではないか、と思う。
リハーサルの時わたしのキーボードのリズム伴奏の音が突然鳴りだし、ドラムの子が怒った。私はもっとキレてこのアホキーボードを踏んづけた。まわりのメンバーが「まあまあ」と取りなし、３時間練習したところで「今日はもう彼女には沢山だから、終わりにしよう。」と言った。３時間もやったら十分である。
今週末もチャイナタウンで結婚式の演奏。ボストンの日本人で一番チャイナタウンによく行く人の１０人に入るだろうな。どこも競争していておいしいけど、お店の裏、汚いです。
*1:コマーシャルソングのように憶えられやすい音楽
