FOD(フジテレビオンデマンド)で、不朽の名作「北の国から」シリーズを21年間分一気見する。
大掛かりでこだわりにこだわった、感動的なドラマ。
不幸に次ぐ不幸で、出演者は号泣の繰り返し。
親子の愛、ゴミ問題、農家の経済問題などいろいろ考えさせられる。
役者も田中邦衛、吉岡秀隆など演技の上手な人ばかりが集められていて、脚本も良く、どんな韓国ドラマより面白かった。
21年間の子供達の成長、生活習慣の変化が面白い。北海道の景色がきれい。
北海道に行きたくなった。
がしかし…
コンプライアンス違反?
- 子役への虐待。
シリーズ一番最初の純と蛍が小学生の時に、大人が近所の男子小学生の急所を掴んで痛がらせるシーンが2回あった。これって性虐待じゃないか、と思う。
その他にも寒い中走らせたり、重い石を手押し車で運ばせたり、子供の頭を殴ったり、1981年の最初のシリーズは子役がかわいそうで見るに耐えない。
2. タバコのシーンが強烈。
俳優さん毎回タバコを吸いまくり。昔の映画はそうだけど、「北の国から」は特にひどい。
学校の女教師も教室で吸っている。
倉本聰さんが愛煙家だからかもしれないが、教育上、健康上、悪いと思う。
喫煙シーンは見ていて息苦しい。
3年おきにドラマ・スペシャルが作られたが、個人的には宮沢りえが吹上温泉に入る95年「秘密」の回が一番面白かった。
富良野の麓郷
この街の人々は、どれほどこのドラマに協力と貢献しただろう。このドラマにもたらされた豊かさは街に還元されたのだろうか?
倉本聰さんの演劇塾や、小劇場を見せていただいたことがある。今も盛んに演劇活動が行われているようだ。
2017年9月に撮った麓郷の写真をスライドにしました。この時はまだドラマを見たことがなかったので、石の家にも拾ってきた家にも行ったけど、写真を撮らなかった。もう一回観に行かなきゃ。