面白い動画を見つけた。
アメリカ南部のあるおじさんが、ずっと誰も読まなかった日記を見つけた。50年も前に亡くなったおばあちゃん(1917-1969)が13歳の頃から30歳まで毎日休まずつけていたもの。書き始めたのは世界恐慌の1931年。
おばあちゃんは最初はお父さんに仕事もあって、普通の家に5人兄弟と楽しく暮らしていた。
ところが世界恐慌でお父さんの仕事と家を失った7人家族は、親戚を転々とした挙句、1年半テント生活をする。
テント生活の冬は厳しい。電気も当然通っていなくて、井戸水と薪ストーブとランプで生活する。時折食べるものがなく、ポップコーンとピーナッツだけの夕飯だったりする。
極限に近い飢えと戦いながらホームレス生活をしているのに、男の子とダンスをしたり、デートをしたり、そのことばかり日記に書いている。学校に行きたいけど、親戚の農場の仕事を手伝わなくてはいけない。いちご畑の収穫は楽しそうだが、綿花の収穫は指が痛そう。日記ではあまり愚痴らない。
ある時キリスト教会の主催する天幕リバイバル集会でバプテスマを受けると決意し、ある日川へ行って受洗する。
このおばあちゃんの日記を朗読している孫は、時代背景や登場人物の記録を調べまくっている。世界恐慌の時アメリカ人の子供はどんな暮らしをしていたのか、勉強になって非常に興味深い。
Meet Elisabeth. #diary #arkansas #missouri #elisabeth #hartsell #famil... | TikTok