空の鳥

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ルシル・ボール

ルシル・ボール(1911-1989)は、ハリウッドの女優であり、映画会社のCEOでもありた。彼女は特に「アイ・ラブ・ルーシー」という作品で非常に有名で、日本でも放映されていた。

彼女の人生は苦労の連続だった。彼女は3歳の時に父親を亡くし、モデルからブロードウェイの女優になるまでの道のりは困難を伴いた。病気のために2年間休業したり、家族が災難に見舞われて没落したりと、多くの困難に直面した。

偶然ハリウッドに仕事が舞い込み、彼女はB級映画に出演し始め、その才能が認められ女王と呼ばれる存在になりた。しかし、30歳を過ぎると役が減り、彼女はラジオドラマに出演するようになった。その後、プロデューサーの目に留まり、テレビドラマのコメディの主役にスカウトされた。

この頃、彼女はキューバ人のデジ・アーナズと駆け落ちし、結婚していた。彼女は夫役がなければ出演しないと固執した。人種的な問題もあって困難を乗り越えなければならなかったが、ルシルとデジのショーは大ヒットし、放映日の月曜日にはデパートも早く閉まるほどの人気を博した。

ある日、大きな事件が起こった。ルシルが15歳の時に「選挙で支持する政党は共産党」という署名をしたことがマスコミに暴露されたのだ。彼女の夫は番組の中でフーバー大統領に電話をかけ、疑惑を晴らした。

また、42歳で妊娠したルシル。その頃はタブー視されていた妊婦のテレビ出演だったが、ルシルはそれを隠さずに番組に出演し、赤ちゃんが生まれたというストーリーにした。これは全米で大きな話題となった。

ルシル・ボールはその後も長いキャリアを築く。彼女はコメディの女王として多くの人々に愛されており、その才能と個性的な魅力は今でも語り継がれている。彼女の功績は映画界において大きな足跡を残した。

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