空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

兵隊さんの遺品

礼拝へ。小雨まじりの寒い日。最近礼拝プログラムが変わり、先生のお祈りがマーチ・イン(クワイヤの入場のこと)の後になったのに誰もいってくれなかったので聖歌隊の前奏が出遅れる。マティという57歳でおしゃれで厚化粧の女性がリードをとる。
礼拝が済んでブラザージェイと話していたら、ブラザー・ウイリアムズが来て「これ、なんだかわかる?」といって一冊の古い本を見せてくれた。なんでもなくなったアメリカ軍人の遺品にあったもので、戦争中に日本軍の兵隊さんが持っていたものらしい。
本の名前は「陸軍省兵務課編集 青年学校教練科教科書 全」。持ち主は「高木実」その教科書には銃の手入れや応急手当など、陸軍で学ぶべき事が書かれてある。出版は昭和17年だ。この持ち主は戦死したのだろうか?それともまだ健在なのだろうか?彼は平塚市の火薬廠に居られたようだ。持ち主か遺族に渡せないだろうか。
「もっていていいよ」といわれたのでお預かりする。帰宅して80歳になるおじにメールを送る。彼は海軍にいたのだが、何かアイディアがあるかもしれない。