空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

この冬初の大雪

夕べから銀世界になった。
落ち葉だらけの歩道や芝生も全部真っ白。でも気温が低くなかった上、積雪量が大した事なかったので、グレート・ボストン圏内の学校は2時間遅れで、休校にはならなかった。
Kちゃんの家へ向かう途中,吹雪になってきて、ヘッドライトをつけて走る。消防署の坂を上がるとき、車はまっすぐ進まずよろめきながら上がった。幸い対向車が無かったので、なんとか彼の家に到達する。
再び降り始めてから、雪かきが来ないのだ。Kちゃんのスクールバスが無事帰って来れるか、お父さんと心配していたが、さすが雪国のバス、全然よろめかずにKちゃんを送り届けてくれた。
Kちゃん「雪かきするねん」と大阪弁で、言う。6歳児の言語の発達は目覚ましい。雪合戦をしようというから「当たったら痛いもん。絶対嫌やからね」と私は突っぱねる。学校で禁止されている行為をなぜ帰宅してベビーシッターとするのか。壁に雪玉を投げ始めたので「屋根の上に投げなさい」と命ずる。巨人の星の特訓だ。彼はついに成功した。お父さんによると、Kちゃんは野球のクラスに1月から行くらしい。それを聞いて嬉しい。チームプレーによって社会性が養われるからだ。

夜はジョンとイタリア料理店カルロスへ。
これはメニューに無かったが特別に作ってもらったカラマリ(イカ)スパゲティに、ジョンがポイポイ投げ入れてくれた自分の皿のおかずである。「ノーノー」と叫んでいる間、ずっと放り込むのだ。うちに寄って、暖めたビタミンCを飲む。彼は今年家族全員でクリスマスをシカゴで過ごすので、土下座せんばかりに私に謝ってばかりいる。私はクリスマスの夜に友人が日本から来るからすごく楽しみだし、彼も80歳のお母さんと弟一家と、大きい家でお祝いするのだから、素晴らしい事だと心から思うのに、彼はクリスマスに私をひとりにしておくのが「かたじけない」ようだ。多分後10回は謝って来るだろう。しゃあないな。