外はマイナス３度なのでKちゃんとは遊びに行かずに宿題を手伝い、ピアノを教え、かくれんぼを１時間し、お店やさんごっこをし、楽しく遊ぶ。私にSap（樹液）と言う単語を教えるため、クリスマスツリーの樹液を取ってきてくれたのはいいのだが、いくら洗っても取れなくなって大騒ぎになる。仕方なしに台所洗剤でごしごしこする。その後ハンドクリームをすり込むと「普通は男はハンドクリームなんていらないんだけど」と言ったのでおかしかった。
ところで、風邪が大流行りだ。
夜の黒人教会のリハーサルでは風邪で欠席が目立ち、ソロシンガーも咳でむせて歌えなかった。リコールのキャンディをあげると喜んでくれた。
リハーサルは１時間以内で終了。
いつもは通行料３ドルを徴収されるトービン橋を渡って帰るのがもったいないので、直前で自動車道路を出て、ルート１６からルート９９を使ってボストンに向かう。その際必ずロータリーを渡るのだが、昨日の午前１時に、そのロータリーでスピードオーバーしたガソリン満載のトレーラーが横転。爆発して、火のついたガソリンが川のようにルート９９を流れだした。路駐していた４０台の自動車は次々爆発。その音で目覚めた住民はパジャマのまま逃げて、安全な場所の家に入れてもらった。ひどい寒さだったのである。火のついたガソリンは２棟の家を全焼。４７人が焼けだされたが、一人も死ななかったし、けがもしなかった。横転したトレーラーの運転手ですら無事だった。奇跡としか言えないそうだ。このニュースは日本でも報道された。
今日は野次馬になるのも嫌だし、迂回させられるのもいやなので、通行料を払ってトービン橋で帰る。
