空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

お好み焼きを焼く。

久しぶりにお好み焼きを焼いた。
豚肉の薄切りはサンドイッチ用のもの、すこし塩辛い。生でも食べられるものだ。エビはシュリンプカクテル用のもの。キャベツとネギはオーガニックだ。
粉は日本製のお好み焼き粉。でないとこっちは強力粉と薄力粉の区別がなくて、ピザみたいなお好み焼きになる危険性があるからだ。
うちのエミリーはおいしい!と感激してくれた。
元ルームメートのMさんが来て、いろいろおしゃべりする。彼女の弟子のマーゴは未亡人であるが、ノースダコダに引っ越したという。驚きだ。家も買ったそうだ。彼女は残りの人生をそこで過ごすつもりだそうだ。ノースダコダと言うと大草原の小さな家の舞台になったデ・スメットのあるところだ。寒いだろうと思う。彼女は早速仕事も見つけた。教会の中で冠婚葬祭を取り仕切る仕事だそうだ。
彼女はボストンが好きだが、老後を過ごすにはあまりに物価が高く、元気なうちに新しい社会に溶け込んで、人口の少ないところでお友達を作って余生を送りたいと思ったそうだ。彼女は元々南部女性。ルイジアナとフロリダに住んでいた。未亡人になったので、息子のいるボストンに来た。不動産屋のオフィスの仕事をしていたが、その息子が引っ越したので,彼女はボストンにとどまる必要がなくなったのである。それにしても60歳をゆうに超えて、勇気があると思う。
私は祖母のように60歳を超してから田舎に住みたい,と思わない。彼女は近所の人々に親切にしてもらいながらお葬式まで面倒をみてもらっていた。でも完全に地域社会に溶け込んでいたかというと、きっと代々続いた農家ではないから、難しかったと思う。