空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

黒鍵がぶっちぎれる。

肌寒い日曜日。20度を超えない。先週と大違い。とても寒くて教会ではとっくりのセーターを着ている女の子がいた。

それなのに、冷房を入れて、天井の扇風機を回すものだから、寒くてかなわなかった。

礼拝の前「先生が呼んでるよ」とジェレミーに言われて牧師室に行くと、「マーフィーさんの楽譜書く手伝いしてるんだって?」と先生はニコニコしている。「彼は僕と同じ教会で育ったんだよ。僕は教会のバスケチームのコーチもしたんだよ。」という。「はい。私が楽譜を書く代わりに、彼はプリチャーズコード(説教を盛り上げる和音)を教えてくれるのです。」というと「ハレルヤ!!!」と大声で叫んで嬉しそうであった。そのせいか、説教は非常に盛り上がり、大変長かった。

午後からグリーンさんのお母さんの執事就任会がもたれ、遠くはニューハンプシャーからお祝いに来られた人々がいた。この教会はしょっちゅう行き来するので、顔見知りも多く、歌手アーネストにも久しぶりに会った。「髪が伸びてて気がつかなかったよ」と言われた。わたしは有る理由があって髪を短く出来ないし、アップにする事も出来ないのだ。サムソンみたいだ。5歳の男の子「ジェレマイヤー」がドラムを叩いてくれた。後で食堂で私を見つけて、ハグをしに来てくれた。かわいかった。可愛くないのが、ここの聖歌隊のピアニストであった。この人は上手なんだけど、力が強過ぎて、弾いてる途中Ebをぶっちぎってしまった。びっくりした。こんなの始めてだ。ブラザーJ(86)が修理をしてくれる事になった。家に接着剤があるから持って来て貼付けておくよ、との事。夕食を用意して下さったが、食べる時間がない、と言ったらジェームズがマカロニチーズとマメのぐった煮とチキンとケーキとクッキーを持って来て包んでくれた。彼はいい夫になるだろう。

夜はドーチェスターへ。バンドの練習。しんどかった。11時までやったのだ。音楽がどうしても好きになれない。バークリーを出てなんでアジアポップスを手伝わないと行けないのか、と思ってしまうが、これはGBバンド(商業的バンド)なので好き嫌いを言ってられないのだ。プライドが傷つく事が多い。夏をなんとか乗り切ろう。