高校の友達がメールで教えてくれて、NHK総合「世界街歩き」を観る。
８年住んでいたボストン。どこも懐かしい場所ばかりだ。撮影時期が2008年9月なので、まだ私が住んでいた頃だ。
インタビューしていたボストンの人たち、愛想が悪い。これも懐かしい。
ヨットに乗っていたお兄さん。そのヨット・クラブに私も入っていた。一年に１８０ドル払ったら、乗り放題なのだ。晴天の風の日にヨットに乗ると最高。風がやんだらどないも出来ない。川の上に浮いたままになるのだ。
一度マストが落ちて来て負傷し腕に青あざが出来た。応急処置をして冷やしてくれた。振ったら冷える袋だ。
ある時は救命胴衣を返すのを忘れて、チャールズ・ストリート（テレビにも映っていた）の靴屋へ行った。おじさんが「ヨットに乗って来たの？」と聞いたので「なんでわかるの？」と聞いたら、「だって救命胴衣まだ持ってるやん。」と言われ、爆笑になった。「返しに行ったる」と言われたので、高い靴を買うはめになった。ここの靴は高いが歩きやすい。
テレビに映っていたイタリア人街に行ったときの事。運悪くその日はサッカーのワールドカップで優勝した日だった。ニューイングランド中のイタリア人が集まって、お祭り騒ぎになり、車を停めるのに難儀した。こちらは大事なお客を接待するために来たので、苦労した。
夏は美しいボストン。冬も行って撮影して欲しい。川が歩けるほど凍り、道路は根雪でつるつるになり、春まで溶けない。
