オプラ・ウインフリーとヴィオラ・ディヴィスのインタビューを観た。
ヴィオラは黒人のメリル・ストリープと呼ばれる、オスカーはじめ数々の映画賞を受賞している俳優。
彼女の子供の頃は、極貧だったと言う。
ネズミがいて、人形の顔が齧られたり、冬は暖房もなく、お湯も出ず、靴に穴が空いていて、14歳までおねしょをしていたが、どうすればいいかわからなかったそうだ。
ある時父が母に暴力を振るい、ガラスで顔を殴った時に大声で「ストップ」と叫んだ。親に命令するなど許されなかったのに、彼女の中の何かが変わった。
それから、良い学校の先生に恵まれ、演劇を目指すようになり、ジュリアードに奨学生として入学。
ブロードウェイで成功した後は、映画にドラマに引っ張りだことなった。
ある時結婚相手について具体的に祈った。
「背の高い黒人で、離婚歴があり、南部出身で、ちゃんと教会に行っているような人に出会わせてください。」
それから三週間後、テキサス出身の元アメフト選手の今の夫と知り合って結婚した。
養女も迎え、非常にうまくいっているという。
パンデミックの間に書いたという自伝が出版され、非常に励まされる内容だそうだ。
はやく日本語訳が出ないかな。
ところで、彼女のギャラは、白人の十分の一だそうだ。映画界も差別が酷いのだな。