ジャンヌ・モローとジェラール・フィリップ共演のフランス映画。
18世紀の小説を、現代(といっても60年前)に置き換えたもの。
お互い、自由恋愛を認め合っている上流階級の夫婦の物語。
なぜこんな面白い映画を今まで見たことがなかったのだろうと思った。
音楽が、最初から終わりまでモンクやアート・ブレイキーなどのジャズ。非常にその時代の洗練された感じを出させている。
当時この映画は道徳の問題で議論を呼び、フランスの16歳以下の子供は、映画を見ることを禁止された。
女たらしの夫の役を演じたのジェラールフィリップは、この年の11月に36歳で癌のため亡くなった。この映画が公開された2ヶ月後だった。