

音楽の仕事へ。オルガンが新しく代わっていて、100年前の立派なヤマハオルガンだった。音大の友達に写メして使い方を聞く。するとこれを寄贈された方で、今では奏者の女性が来て教えて下さった。
仕事の後、ホームに入居している伯母を訪問。食堂でひとり座っていた彼女。
注文の楽譜「四葉のクローバー」を渡す。
「どこか痛いところや、しんどいところなどはない?」
「ない」
「食べ物とか着るものとかで欲しいものない?」
「ツェルニー40番」。
95歳になって初めて老人ホームに入り、必要なものはツェルニー40番だけなんて。
何かかっこいい。