空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

黒人教会のお葬式に行く

雨の中リンのグレーター・ベツレヘムペンテコステ教会へ。Beaさんという65歳の女性のお葬式だ。彼女はメンフィスで生まれて高校を出、9人も子どもを産み、孫が10人、8人兄弟で、数えきれないほど姪や甥がいる。白人のお年寄りのお世話の仕事をしていたようで、たくさん来ていた。3ヶ月前に長女をガンで失って、晩年は悲しみに暮れていたそうだ。今天国で手を取り合っているだろう。お棺は新車のようにぴかぴかでクッションには花の刺繍が施されてあって美しかった。私はブラザーホワイトの歌の伴奏をする。彼はイントロの途中で出てしまい、GなのにCで歌い始めて困ったが、無理にGに戻る。教会内は大勢の親族と友人でいっぱいだった。歌って手拍子して、すごい迫力の説教だったので故人が起きるのではないかと思ったくらいだ。
帰りに99号線のトンネルの中で大雨で浸水していたので2台前の車が急にストップし、一斉に玉突きを起す。私の車は前の車をほんの少しかすめたが、後ろの車がブレーキランプにぶつかり、ガラスが割れる。昨日修理したばかりなのに、なんてこった。
ぶつけた車もぶつかった車もすぐ逃げる。一台だけ私の車とは直接無関係な若い女性の車が残っていて、彼女が警察に電話したら「二時間かかります」と言われたとのこと。私も911に電話するが、「あなたはけが無いの?だったらパトカーは行きません」と言われた。ボストンは何という街だろう。
その若い女性は継父と実母を電話で呼び出し、自分の連絡先を教えてくれた。常識のあるのは彼女だけなのか。それにしてもみんなどこに行ったんだろう。私が当てた車だって修理が必要だろうし、私を当てた車だっていてくれない事には免責を払わないと行けないのだ。
帰宅して、しばらくするとジョンが会社の会議を抜け出して来てくれる。保険会社に電話をかけまくり、ご飯を食べに連れて行ってくれ、一緒に映画を見る。