空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

野外結婚式の仕事

図書館へ行った後アーリントンの虎屋へ。ランチボックスを注文。豪華でとてもおいしかった。ここはボストンで一番純日本風のレストランだ。味のセンスが良く、辛くなく、甘くなく、きっちりしていて、無駄がない。量も多すぎず少なすぎず適当だ。
仕事のため、ハーバードと言う街へ。森の紅葉がみごとで、古い農村の小高い山にある博物館の丘の上で結婚式だ。

眺めは最高である。でも風が強くて寒い。お客はコートを羽織っているが、ブライドメードと花嫁はノースリーブだ。見るからに寒い。

私も式の途中からコートを羽織らせていただいた。肺炎になったらいやだもの。それにしても、アメリカの結婚式は来賓入場がやたらと長い。アッシャー(花婿の付添人)が仰々しくおばちゃんらを腕組みして連れて来るのだ。それに来客の遅刻も多い。今日は1時間の結婚式のうち30分が来賓入場だった。コーディネーターが来て、「何でか知りませんがまだ花嫁の支度が出来てないので、合図しますから弾いて下さい」といいに来る。私は「G線上のアリア」と「ラルゴ」と「主よ人の望みの喜びよ」を10回ずつ繰り返して弾く。たいがい飽き飽きして来るし、お客さんたちも「寒いし、まだか」とばかり後ろを振り返っている。
その間、牧師さんは何をしているか、というと、テーブルにテーブルクロスをしいて、上にろうそくを順番に並べている。そんな事、もっと早うやらんでもいいの?とあきれる。

今日の花嫁のドレスは白に黒い刺繍が施されてあった。新郎はハンサムで礼儀正しく、最初にお礼を言いにきてくれた。