ボストンの友人Ｅ子さんからメール。ハーベストタイムという番組でハープを患者さんの前で演奏する女性を取り上げていたのだそうだ。「お父さんにハープを聞かせてあげる機会があったら...」といって下さる。
土砂降りの雨の中、ハープを積んで病院へ。
副院長が回診に来られたので「ハープを聞かせてもいいでしょうか？」と尋ねる。
「わかるうちに、聞かせて上げなさい。」と言って下さったので、車へ取りに行き、病室でつま弾く。
アメージンググレース、聖なる聖なる、春の日の花と輝く、ダニーボーイ弾いて、終わったら、部屋の前に看護師さんたちが皆集まっていて、アメージンググレースをもう一度弾いてほしい、とおっしゃった。母が前同じ病室だった人の奥さんを呼びに行く。一曲だけ聞かせてあげたら、へたくそだったにもかかわらず、めずらしがって、とても喜んで下さった。
父は39.3度も熱がある。看護師さんらが同情し、励まし、よく世話をして下さった。
