羽幌から高速船で焼尻島に渡る。
タクシー運転手が待ち構えていて、1600円で島内1周してあげると行ったが、レンタサイクルで回ることにした。それが間違いの元だった。
北海道にしては今日は蒸し暑く、坂道を上っている間に動悸がしたので、石垣に座って休憩しようとしたら、気分が悪くなり、刈られた草の上に横になって寝てしまった。「大丈夫かい」「観光客が急患だよ。」「担架いるよ」と言う声出したところで目が覚め、「歩けます」と言って起きたが、両手がしびれてフラフラする。元看護師と言う女性が濡れたタオルを持ってきてくれた。役場の人がワゴン車で診療所に連れて行ってくれた。診療所には夏の休暇で医師が不在、ナースが血圧や酸素量を測ってくれた。
隣の天売島で１日を過ごす予定だったが、顔色も真っ白だし羽幌に戻った方が良いと言われ、次のフェリーで戻る事に。再び役場のワゴン車で港へ。すれ違った軽トラックの運転手に「自転車運んで。」と頼んでくれた。
フェリーで羽幌に戻る。
出航の時レンタサイクルのおばさんが手を振ってくれた。
