ある日本人元ヤクザのドキュメンタリー。
親の愛情を受けずに親戚をたらい回しされながら育って、少年ヤクザになったKeiさん。
大きな抗争事件に巻き込まれたり、頭を撃たれたり、挙句の果てにおとり捜査に引っかかって、アメリカで逮捕されカリフォルニアの刑務所に収監される。
刑務所でメキシコのギャングのボスや仲間たちと知り合い、家族愛の素晴らしさを知って、更生。
カウンセリングの勉強もした。8年後出所し、今では日本で親にかまってもらえない子供たちのための居場所を作るボランティアをしている。
それにしても怖い顔をしたお友達がいっぱい出て来た。
アメリカへムショの友達に会いに行ったら、同窓会のようなパーティーを開いてくれていた。もちろんギャングばかりで中には敵同士もいるようだったが、Keiさんは尊敬されているようだった。
1番印象的だったのはお亡くなりになったお母さんへのインタビュー。
彼女のネグレクトのせいで息子がぐれたのに、全然自覚がないようだった。
やはり子供をグレずに育てるには親の愛情が必要である。
面白い映画だった。