近所に住むKKさんは100歳になられた。
彼女は私の両親の古くからの友人で、父の教会での葬儀にも参列して下さった。
その時彼女は「私は若い頃洗礼受けた事があるかも知れない。」と思い出し、中西牧師に相談したところ、ある教会で洗礼を受けたことがわかった。そしてうちの教会に転会された。
今回、教会では百歳のお祝いをしたかったが、コロナ禍なので取りやめになり、お祝いの品だけが誕生日に届けられた。
彼女は、趣味の多い人だが、晩年ミニマリストとなり、不要なものを全て処分してしまった。
友達とつるんだり噂話をしたりするのが嫌いで、ひとりでいることが多かったが、それも彼女の美意識で、彼女の表現するのに孤高という言葉がぴったりだ。