空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ロクスベリー、ゴスペルナイト

次のデモの制作にとりかかる前にもう一度相手の会社に電話。良く聞いてみると依頼主は本当に予算がないようで、無料でやってくれたらお宅の宣伝にもなると思う、という。冗談じゃない。スーパーの新商品の試食と違うのだ。
午後から営業する会社のネタがつきて来たので、今日は引き上げる。帰宅して疲れて3時間半寝てしまう。
7時半よりロクスベリーのセント・ジョン・ミッショナリー・バプテスト教会へ。設立60周年とかでうちの聖歌隊とケリー牧師が招かれたのだ。500人位入りそうな大きい教会で、大勢見えていた。音楽はものすごくシャウトしていた。聖歌隊も会衆もオルガンもものすごくエネルギッシュで素晴らしかったが、ドラムが12歳くらいの少年で、すごく上手かった。天才と呼んでいいと思う。リズムもテンポも正確である上、回りの状況に応じて適切な演奏が出来るのだ。きっと赤ん坊の時から毎週礼拝で聞いて育っているから自然と身について出来るのであろう。私はうちの聖歌隊の出番の時に2曲ピアノを弾いた。ヤマハのグランドだった。説教師はジェームズブラウンそっくりで、延々と音楽入りの説教が続いた。集会は3時間半だった。ものすごくディープなミーティングだった。
帰り、道を迷ってロクスベリーをぐるぐる回る。この街は99%が黒人と違うかと思うほどどこもかしこも黒人だ。多分生まれた時から死ぬまでここで黒人社会にどっぷり使って、彼ら同志一生幸せに暮らせるじゃないかと思う。