大雨。ホテルで傘を借りて５人の外人（内訳アメリカ人２人、カナダ人３人）を連れて築地市場へ。羊飼いが羊を連れて歩くようだった。先頭の私がエスカレーターを下ると、後ろのみんなが来ていないからあわててエスカレーターを逆行して、駆け上がる。
皆珍しいものが売られているお店があると、すぐ入って買い求めるのだ。食器のお店などあると、彼女達を止める事など出来ない。
築地市場へ初めて行く。いなせなお兄さんがトロ箱を大八車に乗せて弾引いている姿は感動した。本当に日本的だ。大きいマグロの前で記念写真を撮る。喜んでいた。
おいしそうな寿司屋が建ち並ぶのを横目に、マクドナルドにまっしぐら。上機嫌でハンバーガーやポテトフライを注文。とほほ、である。
浅草の雷門に着いたときは土砂降りだったが、カメラを取り出して写真を撮りまくっていた。仲見世ではみやげや３軒ごとに立ち止まる。この通りは修学旅行小中学生で満員だった。
踊りの稽古場の１階にある着物の店で、ケリーは３着の浴衣と帯を買った。色を合わせるのに店員さんと大騒ぎして決める。
もうもうと煙のお寺の中で「ここの宗教は何？」とみんなに聞かれる。知らんと来たんやな、と絶句。
１００円均一のダイソーに入った時、皆の買い物熱は最高潮に達した。皆すさまじい勢いでお皿や小さいものを買いまくる。
それにしても、日本人は親切だ。築地の交差点にいた係員の制服のおじいさんに道を尋ねたら、教えてくれた。その後そこに戻ったらそのおじいさんがやって来て「無事に行けましたか？」と聞いてくれた。行けたというと「それはよかった」とおじいさん。
地下鉄の中でも３人が一緒にすわれるように席を譲ってくれたおじさん、公衆トイレで洋式の便器のところを案内してくれた掃除のおばさん、など。アンジェラは感激。
夕食は新宿で。おしゃれな居酒屋に入る。この町は若い人が多い。ルミネの一階のブティックに入る。
