今日から音楽学校の先生だ。
経営者もバークリー卒、先生全員バークリー卒、という学校だ。うちから少し遠い。行きは５０分かかり、帰りは４０分くらいだった。田舎なので一面の雪野原だった。
なんと最初の５人は全員初心者の５〜８歳の男の子。最後に７歳の女の子が来た。どの子もかわいい。目を輝かせてやる気満々だ。人種は白人が２人、インド人が３人、中国人が一人だ。来週から３人増えると言う。私は９人を休み無く教える事になる。こりゃあ大変だ。
私の英語は無茶苦茶だが、子どもらは大したもんで、私が言わんとしている事がわかるみたいだ。
最初は２階の電子ピアノで教えていたのだが、一階の先生が帰ったので、グランドピアノに移って教える。ここは、待合室のすぐ横で、防音設備が全くされてないため、私の声が筒抜けだったようで、一人の子なんかレッスンが終わった時、弟が駆け寄って来て「宿題は３つでしょう？」と言った。
あまりに熱心に教えたため、私の声は完全に枯れてしまった。風邪が治りきってないところに無理な事をしたからだ。
