空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

行儀と態度の悪い生徒

5歳から11歳の男の子と言えば、悪ガキ中の悪ガキである。そういうのを今日は6人教える。
その中でも「はなほじり」カールソンはじっとしてない。お尻はふるし、私の手を払いのける。「Behave!( お行儀よくしなさい!)」「お猿みたいだからやめなさい」と叱る。一週間で発表会の曲を弾いて来たから評価したいところだが、態度がなっていない。幼稚園児ゲーブリエルは「先生の真似して歌ってご覧?」と言ったら「I don't wanna do this (やりたくないよ)」と言う。彼はリズムもやりたくないし、歌も歌いたくないのである。ため息が出る。だが、パパが熱心なので、宿題だけはしっかりやってくるから、まあいい。
インド人の兄弟はとてもよく練習して来た。兄の方が早くから別の先生に習っているのに、私が1から教えている弟の方が譜読みが進んでいる。やはり、しっかり最初にドレミで読ませないと「猿真似」「丸暗記」だけでピアノを弾く子になってしまう。無論楽しさを教えるのが最も大切だ。だが行儀と態度もコントロールしないと、無秩序無法状態になってしまう。
ミチェルの家は先週の大雨で水につかり、親戚の家に避難生活をしていたらしい。一階すべての家具を運び出したので、ピアノもポーチにあり、練習が出来なくてすみません、とママ。5歳にして親父っぽいミチェルは「いや〜まだキッチンの床を修理してるんだよ。フロアリングがすんだらピアノを入れるから、それから練習出来るんだ。」と詳しく説明。まるで大人の口ぶり。